piano de ongaku DAYS

春に想うこと♪

毎日レッスンを行っていると、何だか虚しい?気持になったり、
寂しい気持ちになってしまうこともたまにあります。
でも楽しく、嬉しい気持ちになることがたくさんあります。

今日は6年生のMちゃんのレッスンがありました。

3年生から始めた彼女ですが、最初のうちは順調とは言えない
レッスンでした。
ただ、ピアノが好きで、レッスンに来るのが楽しい、ということだったので、
週に1度レッスンで弾くだけでも良い、と見守っていました。

ところが昨年頃から、急にスイッチが入ったかのように練習にも
熱が入るようになりました。
よ~く考えると、ステップ参加がきっかけだったかもしれないな~と
思います。

今ではブルグミュラーの曲を丁寧に、しっかりと歌い上げて仕上げていき
ながら、ハノンのような指の訓練もしっかりやっています。

思春期の入口でいろいろな経験を通して様々な思いもあり、
ちょっとした苦しみを打ち明けてくることもあります。

そのMちゃんが、アンジェラ・アキさんの
「手紙~拝啓十五の君へ」という曲の楽譜を持ってレッスンに来ました。

「先生これ知ってる?」
ということで、始まったレッスンですが、この曲昨年の何か中学校の
合唱コンクールの課題曲になった曲だったと思いますし、
弾き語りでご本人が歌っているのをテレビでも見たことがあり、
素敵な曲だよね~ということで、弾いたり歌ったりで盛り上がりました。

曲も素敵だし、歌詞も共感できて大好きな曲の
その楽譜はご両親が探して購入して下さったのだそうです。

ちょっとレヴェル的に難しいところもあったので、伴奏形をちょっと簡単に
して弾く方法を伝えました。

何が言いたいのかと言うと、Mちゃんは、本人もとても
明るく素直な性格なところもあると思うのですが、お家の方の様子に
私も親として見習うところが多いな~と思うということです。

ピアノを3年生から始めて、最初のうちはあまり練習もしなかったのですから、
いわゆるゆっくりペースでのレッスンが続きました。
後から習い始めた小さなお子さんに、教本の進みも追い越され、
ステップでも始めのうちは基礎1などで小さなお子さんに混ざっての
参加でした。

そんなとき、何度かお母さんから、
「こんなことで習っていて良いのですか?」
「ステップもこんなので参加して、先生にもご迷惑ではないですか?」

と聞かれましたが、私は
「進み方はそれぞれですから、気にすることはないし、本人が
嫌がっていないのなら、続けさせてあげて下さい。」

「ステップはその子一人一人の成長が大切なことなので、
どの級に出るかなんて、全く気にすることはないです。」
と伝えてきました。

そうして時は流れて、ステップも飛び級をして参加するようになったし、
中学生になっても絶対続ける、と言って張り切っています。

Mちゃんは「ピアノを習っていて、大きなステージで演奏する機会が
あって、前は、人前で何かをするなんて大嫌いだったけど、今は
平気になったよ~。続けていて良かった~。」
なんて言っています。

本人も頑張ったと思いますが、お家の方もいろいろ思うところは
あっただろうに温かく見守り続けてこられたことで、さすが凄いな~
と思います。

子育てをしていると、ついすぐに思うような結果が出ないと、
「もうやめちゃいなさい、」だのとうるさく言ってしまいがちです。
でも、そのせいで未知の子供の可能性を摘んでしまうことも
あるのかもしれないな~と思います。

正直、Mちゃんがこんなに楽しそうに、ブルグミュラーの曲や、
バッハのメヌエットなどを弾くようになる日が来るなんて
何年か前の私には想像できないことでした。(本当に嬉しいです)


親というのは、良くないとわかっていても、自分の子供を、他の子供や周りと
比べて子供を追い詰めてしまいがちです。

でも、比較することはあまり意味がないことだな~と思います。

ステップに参加するのでも、どこの級に出るのか?周りの子と
比べて上か下か、ということや、お楽しみ会でも、何番目に演奏するのか
ということに関心が向いてしまう方も残念ながらいるようです。
(ちなみに当お教室のお楽しみ会は、入会の順です)

ピアノの先生って、どの生徒さんが上手いの下手だの、って
考えたことはないと思います。
ましてや、生徒さんに順番をつけたりなんて、絶対にないです。

そんなことではなく、それぞれの生徒さんのことをよく見て、
良いところは伸ばしていきたいし、治療が必要なところは治していく
(治療、この言い方は藤原先生のアイデアです)と考えていますので、
どの生徒さんにも同じように愛情たっぷりに接していると思います。

心配や不安、または不満なところなどがあれば、納得がいくまで
質問してみれば良いのです。
その時の対応が納得できないようならば、その時は考える、ということで
良いのではないでしょうか。

子育てを終え一段落された方のお話しを伺うと、
「子どもとピアノの練習のことで、あれこれやっていた頃のことが
一番懐かしいわ~」とおっしゃる方が多いのに驚きます。

ピアノは長く続けてなんぼですから、(私もまだまだ修行中です。)
ピアノとの上手な付き合い方を親子で見つけて欲しいな~、とそんなことを
想う春の日です。
by piano_de_ongaku | 2009-03-04 10:38 | レッスンでのひとこま♪ | Trackback | Comments(0)
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