2008年 07月 10日
田丸信明先生の講座に参加しました♪
「練習してこない生徒への対応策」
ピアノは好き、でも練習は嫌いという初級の中頃の段階の生徒に
どのように対応したらよいでしょうか。
という内容でした。
これは是非とも参加してみたい!と思っていましたので、
スケジュールをかなりやりくりして、行ってきました。
何より、「ぴあのどりーむ」シリーズなどのテキストを作られた
田丸先生にお会いしてみたい、と以前から思っていましたので、
参加できてラッキーでした。
講座に出ると、何だかリフレッシュできて、その後のレッスンは
ちょっとやさしくなれる、ような気がします。
内容については、初級の中頃というのは、新しいことを習う
重要な時期である…のにも関わらず、ちょうどそのころはレッスンに慣れて
きて緊張感がなくなる??、そしてそのころから塾などに通い始める子どもが
多くなる、そしてこの頃習い始めのころに比べて進度が鈍くなる・・ように感じる
などの問題が発生する時期だということを理解することと、それに
向けて教師はどのようなことを考えて実行していけばよいのか、
ということでした。
田丸先生もレッスンを続けていらっしゃるので、お話の内容は
とても具体的で、途中に出てくる先生の本音の部分に、
参加していた先生方もクスッと笑ってしまう、という場面が何回かありました。
いろいろな具体例が出た中で、特に印象に残ったのは、
指導のテクニックは勿論、保護者の方とのコミュニケーションを十分に
とる、ということでした。
この点については、日頃から私も感じていることでした。
レッスンノートを活用することについても、お話がありましたが、
短いレッスン時間の中で、ノートに記入したり、レッスンの間の時間を
使って保護者の方とコミュニケーションをとるというのは、やりたいと思って
いても、なかなか上手くできないこともあるのが実情で、
常に気になっていることでもあります。
いろいろな先生の講座に参加していつも思うことは、
どの先生もとても親切なレッスンをされている、というこです。
練習してこない生徒、に対してもあの手この手を使ってレッスンに興味を
持たせる努力を惜しまない、これはすごすぎる。
勿論、私自身も頑張っているつもりだけど…
今時の子供たちって、ちょっとの苦労でもさけて通る、
出来れば最短距離で最大の効果を上げたい、、、なんて思っているのでは??
と先生もおっしゃていましたが、私もそう思うことが時々あります。
その話は長くなるので、また別の機会に
今日の講座の最後には田丸先生の書かれた「ぴあのどりーむ4巻」の
最後の「森のかもつれっしゃ」という曲について解説つきで、
先生自ら演奏して下さり、作曲者ご自身の生演奏だ~
と感激してしましました。
「ぴあのどりーむ」って4巻からグーッと難しくなって、何だか使いにくいな~
なんて思っていましたが、指導者のもっていきかた次第では、
楽しく使えるのだな~と改めて考えました。
先生は「バイエル」も必ず使った方が良いとおっしゃっていました。
教則本と教本の2種を上手に使い分けるのが大切だということは、
何となく自分の中でわかっていながら、上手く使いこなせていたかしら、、
と思うところもあり、今後よ~く考えていきいと思いました。
また、秋にもこの講座の続編があるそうなので、是非参加してみたい
と思います。
充実した一日でした。
ご自身が指導をされていて、いろいろな生徒さんに当たっている(しかもあまり練習しない生徒さんも多いらしい)ためか、とても具体的で楽しいアドバイスが多いですね。
バスティン講座の藤原先生や池川先生…皆さん共通して非常にエネルギッシュなのですね。講座を受けるだけでも、元気が出る気がします。
田丸先生は現在70歳を超えてなお、100名の生徒さんをご指導されているそうですが、お教室がどちらにあるのかは、残念ながらわかりません。全国で講座などもされ、ご活躍されています。
何かわかりましたら、メールでご連絡させて頂きます。お役に立てずにすみません。
娘さんと一緒に頑張って下さい。私も応援します!!