気温も湿度も上がり蒸し暑い毎日です。
お天気も不安定で子供たちにも疲れが見られています。
そんな中でも先週お休みで2週間ぶりだった昨日のレッスンでは、レッスンの中では見られないほどたくさんの曲を練習してきた生徒さんが多くテンションが上がりました。
聞くと週末の土日には何時間も練習したという生徒さんも…。
少し前までは練習ができなかったり、レッスンで色々指導していたら泣き出してしまったりなどということもあったのですが、一人で新しい曲と格闘できるようになったとは…、本当に感動です。
長い期間のピアノレッスンでは、スイスイ楽しく進める時期もあれば、ちょっとした壁にぶつかったり、新しいテクニックの習得に時間がかかって辛いというような色々な時期があります。
講師は生徒さんの状況を的確に見極めてレッスンを進めていくテクニックを持たないといけないと痛感します。
何より必要なのは、「待つこと」だと思います。
これは案外難しい!
これはお子様の練習を見守る保護者様も同様で、楽しいピアノレッスンの中にも待つことが必要な時期もあることをご理解いただく必要があると感じます。
さて、私も生徒さんの成長に負けないように、毎月いくつかの指導者向けセミナーを受講しています。
今年度定期的に受講しているのは、バスティンオールインワンのテキストを使用した「さあ!ここからが本番、テクニック、表現力を磨きあげる1冊のテキストを3倍効果的に使うコツ!」(全8回)とーとミュージックキーの「弾き学びわかーる講座2021」(全12回)です。
バスティンのセミナーはZoom受講なので講師の井上悦子先生にその場で質問をすることもできます。
講座の最後には受講者全員に声をかけていただけるので私もいくつか質問をさせていただき教えていただきました。
井上先生はテキスト以外にレッスンの中で基礎を徹底的に身に着けるため様々な工夫をされています。
具体的に教えていただいた中ですぐにできることもありましたので、早速レッスンの中で行うようにしました。
そしてミュージックキーのセミナーは、田村智子先生と岩瀬洋子先生のそれぞれのセミナーをダブル受講です。
ミュージックキーの導入期の指導は至れり尽くせり。
ここまで丁寧に、徹底して小さな生徒さんにもわかる!レッスンにこだわっていることに感動します。
テキストの冊数は多いのですが、どれも田村先生と岩瀬先生の愛のつまった素敵なテキストです。
こちらのセミナーは録画受講なのですが、先週のセミナーでは「はじめのハノン」「初めてのハノン(応用編)」の弾き学びコーナーで一緒に課題を弾きながら受講しましたが、おやおや難しい~💦
指導者向けなので内容も濃いのですが、脳トレも兼ねており、つくづく良く考えられたテキストだと実感します。
このようなテキストが子供の頃にあったらもっともっとピアノが好きだっただろうな~と思います。
セミナーの中で学んだことをどのように教室のレッスンに取り入れるか、常に悩み考えながら取り組んでいます。
生徒さんは一人一人状況が違います。
10人いれば10通りのレッスンが必要です。
そして毎日のレッスンは全力。
短い時間の中で最大の効果を発揮できるよう頭はフル回転です。
マスクをしてしゃべり続けるので、酸欠になることもありますが、暑い中通ってきてくれている生徒さんに元気をもらって一緒に成長できるよう頑張っています。
暑い中レッスンに来てくれている皆さんに、
今日からスイカ塩飴を差し上げます。
体調管理に気を付けて元気に過ごしましょう!!