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piano de ongaku DAYS

夏休みアンサンブル体験会♪

昨日は、ピティナ地元地区企画の“夏休みアンサンブル体験会”が行われ、教室の生徒さんと一緒に参加してきました。
昨日は、朝から娘と些細なことでもめて、ドタバタしながら出かけたもので、STAFFの名札もスマホも忘れてしまい、写真も撮れずでした^^;

毎年行われているらしいイベントで、すでに何回も参加しているという生徒さんも多かったようですが、聴講も初で、生徒さんも初参加ということでドキドキ、
今回は、バイオリニストの先生とのアンサンブルで、小学1年生~中学生まで20名が参加していました。
おなじみ「はじめの一歩」から、本格的なモーツァルトのソナタまで、たくさんの演奏を聴くことができました。

生徒さんにとっては、間近でバイオリンの演奏を聴くだけでも、なかなか出来ない体験ですし、一緒にアンサンブルをするという機会は、とても貴重だと思います。
私も子どもの頃にしてみたかったな~と思いました。

バイオリンの先生もとてもお優しくて、始終温かい笑顔で、つたない子供たちの演奏にもよく合わせて下さっていて、それぞれにワンポイントのアドバイスもして下さいました。

初参加のKちゃん、頑張りました。
楽器店の小さなホールに一杯の人の前で、落ち着いて演奏している姿が頼もしかったです。
コピー譜でなく楽譜を用意し、髪の毛を綺麗に束ねて、ちょっとおめかししている様子も場に相応しく、とっても好印象でした。

参加者が多くなると、抽選になってしまうので、そこは微妙な気がしますが、体験会は夏休みのイベントとして良いな~と思いましたので、また機会があれば多くの生徒さんに声をかけてみたいと思います。

今回も多くの生徒さんが演奏していた「はじめの一歩」という楽譜。
夏休みアンサンブル体験会♪_e0043723_11282767.jpg

レッスンの中で学ぶことの多い、バイエル、バスティン、ブルグミュラー、ギロックなどのピアノソロ曲にオブリガートを付けたアレンジになっているのですが、今回色々聴かせていただき、その曲の多くが、拍の裏にバイオリンの動きがあるように作られており、これは!!と思いました。

どうしても四分音符や二部音符というのは、ピアノの場合、弾いたらそれでおしまいーとなってしまうことが多く、若干短めになってしまうことも少なくありません。
そうした拍の裏に合い方の楽器が入ってくるということは、裏の拍もきちんと感じて演奏しないと合わなくなってしまうので、そこを指導に生かせればとても良い教材なのだな~と思いました。

今回も、そうしたところが、上手く感じていない、聴けていない、という生徒さんが多く、合わせるのが大変かな^^;というところがたくさんありました。

特に、一見よく弾けていると思われがちな、初心者あるあるテンポ焦り気味演奏は、他の人と合わせるのは大変です。
また、まったりしすぎで、こちらもありがちな、テンポが前に進まない停滞演奏も同様です。

前者の場合(教室の生徒さんにはいないタイプかな)は、ゆっくりの練習をきちんと行い、まず落ち着いたテンポで演奏するところから始める必要がありますが、後者の停滞ぎみの演奏をする生徒さんには、こうしたアンサンブルの体験はより効果的なのかもしれないと感じました。

いずれにしても、自分のパートがキチンと間違えずにテンポをキープしながら弾けることが出来てのアンサンブル体験ですが、日頃のレッスンに彩を持たせる効果もありそうな贅沢な企画で、参加した生徒さんはラッキーだったな~と思います。

暑い一日でしたが、楽しい一日になり、ありがとうございました。

今日から8月、夏休みも中盤になってきました。
楽しいお出かけもあると思いますが、じっくりピアノに取り組める良い機会でもあります。
その後のレッスンに大きく差が出てきてしまう長期のお休み期間です。

暑さに負けず頑張っていきましょう(*^^)v




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by piano_de_ongaku | 2016-08-01 11:28 | 日々のつぶやき♪ | Trackback | Comments(0)