piano de ongaku DAYS

ピアノのレッスンはだれがするの?

さて、最近、まだほんの少しではありますが、夫の指導の下、家の中を片付けました。
片付けると言っても、リビングにもドカンとグランドピアノがある上に、お隣の和室にも、いたるところにピアノ教室のものがあふれているという状況で、散らかっている原因はすべて私のせいなのですが…。

それはともかく^^;、家の中が片付いてくると、不思議なことにやる気が湧いてきて、色々と埋もれていたものが再発掘され新鮮な出会いがあったりしています。

そんな訳で、少し少し片付いたリビングで、ウサギを遊ばせながら、朝から読書です。
「ハートをつかむピアノレッスン」“先生と親のための心理学活用法”遠藤三郎先生著
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かなり以前からある書で、しっかりと読んだ後もあり、線が引かれているところもありましたが、時を経て読んでみるとまた新たな気づきがありました。

目次から紹介させていただくと、
第一章 先生も親も心理学を活用できる
第二章 子どもの成長に合わせて対応法を変える
第三章 子どもの表情や行動から心の中がわかる
第四章 子どもがやる気をなくすとき・起こすとき
第五章 先生のための心理学活用法―こうすればレッスン効果が高まる
第六章 親のための心理学活用法―こうすれば家庭練習がうまくいく
付 「ピアノを習うと頭が良くなる」と言われる化学的根拠
となっています。

個人的に第4章は、参考になりました。
面白いなと思ったのは、第6章ですね。
わが子にピアノを習わせる、親が“すること”“しなければならないこと”があります。
から始まるのですが、

お子さんにピアノを習わせる親の「やること」「やるべきこと」というのを自覚して、意識して実践されているかと言うと、必ずしもそうではないだろうと思います。

書の中にも“子供にピアノを習わせっ放し的”、“先生にお願いしっ放し的”では、子供のピアノは順調に進まないでしょう。とあり、付の「ピアノを習うと頭が良くなる」についても、先生の教え方、親の習わせ方に関係がある、としめくられています。

実際に、自らも子供にピアノを習わせてみた経験から、ピアノを習わせる親は大変と実感しています。先生の方針を理解して、上手にサポートしようと努力してきたつもりですが、かなり強引であったことは否めません。

余談ですが、書の中で、子どものピアノが上手くならないのは、先生の教え方が良くないから、また、上手くなったらなったで、子どものピアノが上手くなったのは、才能があったから…、というのでは、先生は浮かばれませんね。
という一説に苦笑です。

最近、レッスンをしていてとても気になっているのは、
「お家でお母さんに教わってきたから、上手に弾ける!」
という生徒さんが増えてきた、ということです。

小さなお子さんにとって、お母さんの存在は大きく、お母さんは絶対的な存在です。

そのお母さんに「上手だと言ってもらった!」、「これで良いと言われた!」
と言ってレッスンに来る生徒さんは、自信たっぷりでやって来て、その演奏にあれこれ言ってみても、聞いていない(届かない)ことが多いように感じます。
「家のお母さんは、ピアノ上手だよ~。」という嬉しそうなお話が延々と続いてしまうことも…。

また、生徒さんの弾く楽譜の横に、連弾用の楽譜が添えられていることがありますが、それを弾いてみても、伴奏でのせて(導いて)いこうにも、弾き方を変えられない、むしろ「ちゃんと合わせてよ~!」と言わんばかりの様子のことがあります。
「家ではさ~、わたしが上手すぎて、お母さんの伴奏がついてこられなくてさ~…もっと練習してくれないと…」などと言っている生徒さんもいてビックリです^^;

それはそれでほほえましいことで、お母さまがレッスンに協力して下さることに感謝もしています。
お家でレッスン?!をしてもらってきているので、それを弾くのを聴かせていただくことになるので、楽といえば楽に進んでいくのですが、生徒さんが「どこまで自分の力で楽譜を読んで弾くことが出来るのか」、「どんなところが理解出来ていないのか」がわかりにくいという難点もあります。

今までにあった例です。
臨記号を落とすミスなどは一度もなかったので、理解できていると思っていた生徒さんが、高学年になったある時を境に、臨時記号が出てくるたびに間違える(臨時記号はその1小節内有効というところ)という状態がずっと続いて直らないということがありました。
よくよく聞いてみると、それまではお母様が弾いて教えて下さっていたのを、ここからは一人で…ということになったのだそうです。

お家でのお母様の関わり方というのは、本当に難しいものだと思います。

ちなみに私の両親はピアノが弾けません。
それでも私はどうにかピアノが弾けるようになりました。

そういう例はたくさんあると思います。
保護者の方が弾けなくてもピアノは弾けるようになります。

ピアノを習わせる目的や求めるものは、それぞれのご家庭によって異なるものだと思います。
お家で親御さんが弾いてきかせてそれを弾ければ良い、その方が早く進んでいく、などのお考えもあるでしょうし、「皆そうしているので…」というお話しを伺ったこともありますが、
時間はかかっても、じっくり取り組んで、“自分で楽譜を読んで弾ける”生徒さんを育てていきたい、育てたい“という想いを教室の方針として掲げています。

保護者の皆様のご理解も得ながらレッスンを進めていきたいと思う今日この頃です。
こうした現状に合ったレッスンを今一度考えてみたいと思います。



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by piano_de_ongaku | 2015-10-09 14:24 | 日々のつぶやき♪ | Trackback | Comments(0)
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