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piano de ongaku DAYS

パーフェクトな一日?!

ピアノ教師の一週間、
その日にレッスンをする生徒さんの顔ぶれで曜日を感じています。

そして、その日の印象はその日にレッスンした生徒さんの印象そのものに
なってしまうこともあると思います。
そういう観点で考えると、先週の金曜日はパーフェクトな
一日だったと言えると思います。

金曜日のレッスンは、年中さんから6年生まで4名。
この日は、みんなよく練習が出来ていて、
とてもスムーズにレッスンを進めることが出来ました。

年中のHちゃん、音符カードも指番号も驚くほどスラスラ、
しっかり自分で読んで弾くことが出来るようになってきています。
そういう生徒さんは、新しい楽譜を見せて、「弾いてみよう!」と言うと
嬉々として取り組もうとします。
(お母さんに読んでもらって弾いてくるタイプのお子さんとは、ここが大きく違うので、
どのような練習をしてきているのかはすぐにわかります。)
そしてHちゃんは、自分なりの節回しで、生き生きとした音楽を奏でてくれました。

続く、小2のIくん。
昨年12月に初めて参加したステップの前には、ちょっと厳しく^^;熱い指導をしましたが、
その際にこだわったフレーズのまとめ方を、アドバイザーの先生方にたくさん
誉めていただくことが出来、本人も満足することが出来たのか、
今までになく練習をたくさんやってきていました。

宿題に出した曲以外も取り組んでみたようで、ここは苦労するかも…というところも
スラスラ弾いていく姿があり、頼もしい限りでした。
さらに、彼のために選んだ「おんがく会」の曲が、好みにヒットしたようで、
弾いてあげたそばから、曲のイメージを熱く語り出すほど…。
嬉しくなり、二人でどんどんイメージを膨らませていきましたが、
曲の中の和音に使われている♭に興味を惹かれたようで、
「♭は、使い方によっては、暗くなってしまうけど、
こうするとすごく素敵な響きを作れるのだね~」などと、語っていました。
そういうところに興味を持つだろうな~と思って選んだ曲なのですが、
想像以上の反応にビックリです。

さぁ、次の小3のKちゃん、
「今週は、何だかやる気が満々になっちゃって、毎日練習しちゃったよ」
と言っていました。
特に、合奏の曲の鍵盤ハーモニカパートのところが、一週間で完璧!!
先週は、「これは難しいから無理だよ、だってお母さんもわけわかんないって言ってたもの…」
などと言うので、「こんなの簡単だよ~」と言って、バババって弾いてあげたところ、
ジーッと観察していたKちゃんでした。
それを今週は、スラスラスラ~っと弾いて聴かせてくれました。

実は、そんなに簡単ではなく、内心は出来ないかな??という不安もあったのですが、
頑張れば大丈夫!生徒さんを信じよう!!と思っているものです。

合奏と言ったって、学校や幼稚園でやるものとは、ちょっとレベルが違いますし、
この鍵盤ハーモニカは、ピアノを習っていないと弾けないというようなものだったりします。

Kちゃんにも選んでおいた曲をいくつか聴いてもらうと、
お気に入りの曲が見つかったようで、笑顔がこぼれているのを見逃しませんでした。

さぁ、ラストの小6のHちゃん。
前回のステップ参加をきっかけに、練習時間を増やしたことで、
ぐっと音色まで変わってきました。
「おんがく会」の曲も順調に練習を進めています。
連弾の曲がちょっと面白い曲なもので、どうかな…と思っていましたが、
こちらも私が相方の生徒さんの代わりに弾くプリモパートにつられることなく、
しっかり弾けるようになっていました。
少し余裕が見られるので、連弾・アンサンブルの部のお助け隊員として
お手伝いもお願いすることにしました。

上級生が小さな生徒さんに教えてあげる場面があった昨年末のグループレッスンでは、
参加した小さなお子さんの保護者の方から、お褒めの言葉をいただいている上級生の
生徒さんたちですが、Hちゃんもその中の一人です。

立派に成長した生徒さんの姿を見ることが出来るというのは、
何にも代えがたい喜びで、そういった生徒さんは宝物のような存在です。

感動の多かったパーフェクトな一日をありがとう。

皆さん、体調に気を付けて、4月の「おんがく会」に向けて頑張りましょう!!




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by piano_de_ongaku | 2014-01-20 11:18 | レッスンでのひとこま♪ | Trackback | Comments(0)