2012年 02月 24日
池川礼子先生の講座に行ってきました♪
「基礎レベルからピアノに必要なソルフェージュレッスン」を受講しました。
久々のセミナーでしたが、参加してとても勉強になり、参加して良かったです。
池川先生の講座は何回か受講したことがあるのですが、今回もメモをとりまくりの
あっと言う間の2時間(+30分くらい延長して下さいました)でした。
以前の講座を受講してから、お教室でも使用している〝ぷれせおりー”シリーズは
池川先生の考案されたものなのですが、本当によく考えられたテキストなのだな~と
ますます思ってしまいました。
昨日の講座を受けて、今自分がやっているソルフェージュのレッスンは、今まで講座で
教わったことの半分位…と思いました。
速読譜に向けても、さらにまとまり読み、模様読みを加えていきたいと思いました。
ソナチネアルバムの曲でも、90%程度が2度と3度で出来ているというデータを提示
されました。
確かにそういうもののようです。
2度上がる、2度下がる、3度上がる、3度下がるということを瞬時に見分けられることが
速読譜につながるということのようです。
譜読みを始めた生徒さんを見ていると、単音ずつ音符を読もうとしてい生徒さんと、
単音の譜読みは遅いのだけれど、どこかの音からのつながりで読んでしまう生徒さんと
2通りにはっきりわけられると感じます。
単音ずつ読む生徒さんだと、あきらかに譜読みは遅く、しかもまとまりで読めないので、
曲になりにくく、ポツポツ弾くような感じになってしまうので、練習も苦痛に感じやすい
傾向にあるようです。
また一方でまとまり読みをする生徒さんは、流れが良く弾けるのですが、あまりにも
そればかりになってしまうと、ともすると適当な音を弾いてしまいがちで、時には
ドレミで歌いながら弾くことが出来ない…ということもあります。
結局、どちらが良いのかではなく、単音でも読めるし、まとまりでも読めるというのが
良いのだよな~と思います。
ひらがなも一つだけでは意味がないのと同じで、音符も一つだけではメロディーには
ならない訳で、3つの音が並んでいるフラッシュカードがあったことを思い出しました。
さっそく小1のMちゃんに試してみると…Mちゃんはまとまり読みをするタイプだったので、
単音のフラッシュカードよりスラスラ楽しそうに読んでいました!(^^)!
今日は同じく小1のKちゃんのレッスンがあるので、同じように試してみたいと思って
います。Kちゃんはあきらかに単音ずつ読むタイプなのでどうかな…。
前の音から上がると下がるで読む読み方もあることを体感してもらえると良いな。
ということで、昨日は音程トランプというものを購入してきました。
文字通り本当のトランプなのですが、数字がなく音程を数字におきかえて使うのだとか…。
音程は8度までなので9は休符が4種類、それと絵札は、バロック、古典期、ロマン期、
近現代の主な作曲家のイラストです。
これ良いわ~。
それと、ドレミファソラシの音に色を決めて、おはじきを使って聴音をするという
アイデアを教わりましたので、早速おはじきをネットで購入。
ちょうど3月にグループレッスンがあるので、やってみよ~う!と思っています。
ソルフェージュはグループレッスンが良い!ことも講座から学びました。
お友達と一緒に遊び感覚で知らないうちにソルフェージュの知識が身に付く!
これは理想です。
グループレッスンは私も楽しくて大好きなので、やってみよ~う。
ピアノの練習は苦痛でも、ソルフェージュは大好きという生徒さんも出てくるそうで、
そうして身に付けたことは、ピアノを弾くことに大変役立つことばかりで、演奏にも
きちんと現れてくるそうです。
わかって弾けること、大切なことだと思います。
池川先生は多くの生徒さんをご指導されてきて、ピアノを習っている生徒さんは
成績優秀なことが多いのだそうで、先生のお弟子さんも芸大、芸高に入る生徒さんも
いる中、東大に入った生徒さんも多いのだとか…。
脳科学者の先生も「小さい子供の習い事はピアノだけで十分」とおっしゃっているように
小さい頃からピアノを習っていると、確かに脳が活性化するようで、頭が良くなるというのは
実証できている、と先生はおっしゃっていました。
もっともっとピアノ教育というものが注目されても良いと自信を持って言える!とも
おっしゃていました。
勉強で使うのは左脳、ピアノで使うのは右脳だそうで、右脳を使っているときには
左脳がしっかりお休みできるのだそうで、頭のリフレッシュになるとはよく言われています。
楽しくピアノが続けられるように、毎日の練習が苦にならないように、長く続けられるように
楽しくソルフェージュ!!
私ももっと勉強して頑張りたい!!と元気とパワーももらえた講座でした(^^♪
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