2011年 10月 26日
特技…あるかな??
「う~ん、吹部(吹奏楽部)で楽器やってるから、これって特技かな?」
「特技って、ちょっと違くない~?」
「そうだよね~…。」
「小学校の時とか、ピアノ習ってたけど、受験で辞めちゃったし…」
「えっ、うちも~。バレエやめちゃったんだよね~」
「何かうちら何にも特技なくな~い??」
って、言葉遣い変。
じゃなくて、これは、娘(中2)とお友達との会話の一部。
実際に聞いていたわけではありませんが(^_^;)、こんなことだったようです。
そんな会話の中、娘は「私には、ピアノがある!! やった!!」と思ったそうです。
人に言われてやっと気付くのかいッ??って思いますが、そう思えることがあって良かった。
そう、今、ピアノの先生方の間で話題になっている「あなたがピアノを続けるべき11の理由」という本がありますが、その中で、先日講座に参加させていただいたバスティン先生が
〝「ピアノが弾ける」ということは、自分が特別な存在であると確信できること”と述べられています。
〝長い人生の中で、ひとがどう成長するかは誰にもわかりません。ピアノという一つのことを続けることで得られる自信や強さは、あなた自身にさえもわからない未来を届けてくれるでしょう。”
とおっしゃっています。
そう、ピアノが弾けることは、特別なことです。
他にも特別なことはあると思いますが、何か楽器を習得するためには、コツコツと時間をかけて努力を重ねていくことが必要だということは誰もが承知しています。
そうしたこと続けることはさらに努力のいることですが、簡単にあきらめない気持ちは何をするにも大切なことは間違いありません。
ピアノをやめてしまったお子さんの中には、「どうしてあの時、お母さんは簡単にやめさせちゃったのだろう。」と思うこともあるようです。
受験だから、クラブが忙しいから…やめる理由はたくさんあると思いますし、やめてしまうもの選択肢の一つです。
そんな時のやめ方が問題です。
後々、ピアノをやっていたことまでも嫌な思い出になってしまったり、残念な思いをさせるようなことがないよう、周りの大人が冷静に、辞め方や辞めるタイミングにも気を配ってあげたいものだと思います。
娘のお友達は、皆、中学受験をきっかけに、いろいろな習い事をやめてしまったようで、そのことをとても残念がっているようです。
我が娘だって、ピアノとの付き合いはそれなりに大変で、時には親子バトルもあったりしましたが(^_^;)…(ってつい最近までだったりして…)、最近になりやっと名曲に手が届くようになり、ピアノ楽しいかもと思えるようになってきたことろですから…。
「将来は女優になり、テレビでピアノを弾きたい」と、ちょっと笑ってしまうようなことを考えるようです。中学生って見かけは大人に近いけど、結構、おこちゃまなのだな~と実感する今日この頃です。女優というよりお笑い芸人でしょ??と思いますが…。
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