2011年 09月 23日
みんな四分音符かいっ?!
大抵のお教室の場合、発表会の曲は3カ月前位に決めるのでしょうか。
時間をかけるお教室だと半年前だとか…。
私のお教室では、11月の半ばに本番に向けて、演奏曲が決定するのは8月末くらい。
9月中には譜読みを終えて一通り弾けるようにして、10月中に暗譜もしながら、曲想を練り、うっとりとするような演奏になるように弾きこむ、そして11月に入ったら最終仕上げをして無事本番(*^_^*)…の予定でいます。
練習期間は短めですが、この期間は発表会の曲に集中してレッスンを行うようにすることで消化していきたいと考えています。
あまり、曲中心のレッスンになると、教本が進まず、新しい曲の譜読みが出来なくなってしまう、という現象が起こるので、あまり同じ曲ばかりをレッスンすることはしたくないな~と思っています。
発表会の聴きごたえを考えると半年くらいレッスンをすると良いのかもしれませんが、発表会のためにレッスンを行っているわけでもないですし、発表会は大切なステージだと思いますが、一つの通過点だと考えていきたいな~と思います。
(年間で、コンクールで弾いた曲と発表会で弾いた曲しか弾かなかったとか、以前に何かのステージで弾いた曲しか発表会で弾かない…などというお教室もあると噂で聞いたこともありますが…。)
そんな訳で、理念は良いのですが、実際のところはこの時期のレッスンは、生徒の皆さんを励まして何とか練習に気合が入るようにもっていくのが大変…というところも大いにあります。
しかも、ソロの曲が2曲と、連弾が1曲と合奏が2曲…。
おいおいっ(@_@)ですね。
今年の進捗状況は…。
思いの他、譜読みに時間がかかってしまいました。
選んだ曲が背伸びしすぎていたのかもしれません(^_^;)
レベル的に弾けない、というよりは、リズムが読めないという生徒さんが非常に多かったです。
音符を読むことに関しては、フラッシュカードを徹底してやるとか、ワークをまめにやるとか、かなり力を入れてやってきましたので、よく読めていたのですが、
何とリズムがみんな四分音符になってしまってるやん、という生徒さんが多かったです。
「16分音符、意味わかんない?!」
そうなの??
それで気付いたのですが、バスティンの教本って16分音符が出てくるのは、レベル4の本なのです。
勿論そこに行くまでに、リズムカード等でやってはいるのですが、確かに16分音符の入ったリズムについてはあまり触れてこなかったかも…((+_+))…
発表会というステージに向けて、お教室の生徒さん全員に新しい曲を渡して一斉に譜読みから始めるということをすると、一年間のレッスンで何が足りなかったのかがよ~くわかるものだな~と改めて思います。
そういう意味でも、全員参加の発表会って年に一度は必要かもしれません。
(ステップやコンクールは参加しない生徒さんもいますので…。)
そんなことを反省しているところで、ちょうど
丸子あかね先生の「ピアノを弾く前に 最初が肝心!子供が飽きないリズムのレッスン!」
というセミナーを発見。
早速、使用テキスト「リズムのほん①~③」(各1260円)、「リズムのほん ワークブック①~③」(各1050円)、リズムカード(1470円)をすべて購入。勿論セミナーも申し込み。
発売元の学研のホームページを見たり、丸子先生のブログも拝読して、ちょこっと予習。
なるほどね~。
この教え方も凄いな~と感動、まだセミナーには参加していませんが、早速、レッスンの中でも、丸子先生のやり方でリズムに言葉をつけて説明してみました。
すると、生徒さん「は~なるほど!」とすぐに納得。
本当にいろいろな指導法があるものですね~。
いくら楽譜を購入してもまだまだ欲しいものがたくさんあります。
良い本が見つかるとすぐに使いたくなるのですが、生徒さんの保護者の方に「楽譜ばっかり買わされてもね~。」と言われてはいけませんから、よく厳選してからにしないといけません。
楽譜の購入が重なってしまうと「楽譜が高いからいやだってお母さんが言ってたよ~」と生徒さんに言われてしまうこともあります。
まぁ生徒さんの保護者の皆さんのお気持ちもわからなくないのですが、指導者もセミナーに参加したり、テキストを購入したり、少しでも生徒さんのお役に立てるよう、奮闘していますので、そこのところはご理解いただきたい!と思いつつ…。
と話しがそれてきましたので、この辺で。
発表会が終わったら、少しリズムの指導に力を入れていきたいと思う今日この頃です。
(その前に発表会ね!!)
記念品、プログラム、合同レッスンのスケジュール、司会の原稿…ちゃんとやってね!!
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by piano_de_ongaku
| 2011-09-23 15:41
| 日々のつぶやき♪
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