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piano de ongaku DAYS

充実、レッスン♪

新学期が始まって1週間。
今週は月曜日の午後5時過ぎに大きめの余震がありました。

始めてレッスン中の地震でしたが、揺れが大きめだったこともあり、
レッスン中だった生徒さんとマンションの廊下で揺れが収まるのを
待ちました。

その後も余震が続いていたため、何となく落ち着かず、少しの間
1カ月前の地震の時の話しなどをして過ごしました。

やはり大きな揺れがあると、また大きいのかな~と怖くなります。

その後余震が活発になっているようで、ちょこちょこ揺れています。


そんな中でも子供たちは元気にレッスンをしています。

昨日はレッスンを始めて2回目のMちゃんのレッスンと、ステップやコンペを目指している
Aちゃん、Hちゃんのレッスンがありました。

AちゃんとHちゃんは練習をよく頑張っていたようで、久しぶりに充実した、内容の
濃いレッスンが出来ました。

タッチによる音色の変化や、音楽の作りを知って表現につなげていくというような深い
内容にも踏み込むことが出来、レッスンの始めと終わりで演奏がう~んと違ったことを
お互いに感じることが出来ました。

夢中になってレッスンしていると時間の過ぎるのを忘れてしまいます。

もっともっと時間をかけられたらな~と思います。(きりがないですが…)

コンクール等で優秀な成績をあげる生徒さんをご指導されている先生方のブログなどを
拝読させていただいていると、ピアノの上手さと頭の良さは比例すると思う…というコメントが
あり、「よよっ('_')」と思いますが、そうかもしれないな~と感じます。

そもそも、日々の練習をコツコツ頑張ることで、忍耐力や集中力がつきますし、
レッスンとレッスンの間の1週間に前回指導を受けたことを出来るようにしていくためには、
工夫した練習や計画的な練習が必要で、そういうことがきちんと出来るのには、賢さが
必要だろうと思いますし、そういうことを繰り返していることで賢さが増すとも言えます。

遊びたい、練習をさぼりたい~という気持ちに打ち勝って、練習をする!という強い精神力も
必要です。
それに、小さなお子さんの場合、ほうっておいてもピアノを練習するお子さんなんてごくまれにしか
いないでしょうから、お家の方の協力(監視??)は不可欠です。

ピアノの先生のHPの中には、ピアノを始めるからには、親子で一緒になってピアノにきちんと
向き合って欲しいのできちんと一緒に頑張って下さる保護者の方のみお問い合わせ下さい、と
書かれているお教室のものもあります。

そう、せっかくピアノを習い始めたのだから練習しないでレッスンに行ったのでは、勿体ないの
だよな~と思います。
練習をたくさんしてレッスンに行ってこそ、いろ~んなことを教えてもらえるのだよな~045.gifと…。

練習を頑張っている生徒さんで、しかもアドバイスに素直に耳をかたむけ先生と一緒に
素敵な演奏を目指したい!! と思っている生徒さんのレッスンは一番夢中になれる043.gifと言えます。

中には練習はそこそこ頑張るのだけど、アドナイスを始めた途端に「ふわ~」っとあくびをしたり
いかにも退屈~という感じでよそ見を始める生徒さんもいたりします。

これでは、音楽的な素敵な演奏(いわゆる上手な演奏)は出来るようになりません。

先生のおっしゃることに納得できないのであれば、自分の考えを話してみれば良いと思いますし、
本当に教わりたいと思わないのであれば、先生を変えた方が良いかもしれません。

そうでもなく教わるのが面倒だ、ただ好き勝手に弾ければ良いのよ~という想いの人もいるのかな…?

後は、「楽をしてピアノが弾けるようになりたい人」…。
「は~い!!」 とたくさん手が上がるのが目に浮かぶようですが、そういう生徒さんもいますね。

私は、それもありかな…と思っています。
お教室にもそういう生徒さんもいます。(本人にも確認してみました。やはりそうでした。)

そういう生徒さんのためには、「どうして練習しないの022.gif??」としかったり
せずに、その曲に合った、出来るだけ効率の良い練習方法を編み出して
伝授するようにしています。
実際そういうレッスンの場合、そのレッスン中で、全く弾けなかった曲が何とか弾けるように
なったりすることがあります。

で、「その練習を1日10分だけで出来るから1週間続けてみてよ~」、と言って帰すのですが、
まぁそういうタイプの生徒さんは、その時は「はい!」と言って帰るのですがほとんど言われた
練習をやってきた試しがない…ことの方が多いです042.gif

楽して弾けるように、というのは、私のような指導者にとっては、そんな要望にも応えたい、ことの
一つなのですが、全く練習をしないで弾けるように、というのは結構難題008.gifです。

でもそれでも、レッスンを止めてしまったら可能性は限りなくゼロに近付いてしまいますが、
続けていれば時間はかかるけどやり方によっては可能と考えています。

(注、ただし練習を頑張る人のように弾ける、というのは難しいです。楽をして…という人の場合
そこまで要求しちゃうこともあるので、それはさすがに…)

練習を極力したくない生徒さん向けに一見変わった練習方法を考えるのは好きで(必要に迫られて
やっているうちに身に着いた?!)、それは日々のレッスンで役立っているように思います。

お~っと話がそれてきてしまいました。

1週間のレッスン、中身はいろいろです。

子供たちとは、それぞれのやり方で向き合っています。
それでも、時々は、今より少しでも頑張るように、ハッパをかけたりもします。

そして、日々の練習には保護者の方の協力が必要ですから、保護者の方ともお話しをする
必要があると感じています。
コミュニケーションをまめに取っていかないと、ちょっとしたことから誤解を生んで、トラブルに
発展してしまうかもしれません。

話して018.gifみないとわからないことってたくさんあります。

どんな生徒さんにもより充実したレッスンを行いたいので、近いうちに保護者面談を行いたいと考えています。
by piano_de_ongaku | 2011-04-15 09:51 | レッスンでのひとこま♪ | Trackback | Comments(0)