2010年 12月 01日
いよいよ12月♪
我が家の娘も、今年の春小学校を卒業し、4月には中学に入学したのですが、そんなことは遥かに昔のことのように感じてしまうほど、あっという間のような、長かったような不思議な感覚の1年です。
娘は私よりも背も高くなり、急に大人びた感じになってきまして、親の小言もどこ吹く風状態、寂しさを感じる私は話を聞いてくれる犬を飼って思い切り可愛がりたいと思う今日この頃。
昨日はお昼頃にちょっと大きめな地震がありました。
小2のHちゃんのレッスン中、
「先生、地震あったでしょ?マンションって今日みたいな地震の時どんな風に揺れるものなの??」と尋ねられました。
「先生ね、その時は買い物中でお店にいたのよ~」と答えると、
「え~っ?? 先生もお買い物に行くの??」と、とてもビックリした様子。
「・・・・?? どうしてそんなに不思議なの?」と聞くと、
「だって、先生はピアノの先生だから、一日中ピアノの部屋にいるんでしょ??」とHちゃん。
確かにいつでもレッスンに来るとレッスン室で「待ってました~」と出迎えていますが、そのように思うなんて、子供の発想にビックリしてしまいました。
それを聞いていたHちゃんのお母さんが、「先生もMちゃんのお母さんでしょ? お買い物だって行くでしょう~」って言うと、
「だってMちゃんは大きいから何でも一人で出来るかと思った…」という答え。
その発想も凄~い。Mは背も態度もデカイが中学生なんだけど、買い物も料理も何でも出来たら良いよな~、なんて私も調子にのってしまった(^_^;)
ちょっとした笑い話ですが、よく考えると、レッスンをしている私には生活感がないということを言いたかったのかもしれん。きっとそうだ、それは良かった。
確かにレッスン中は、子供が病気だろうが何だろうが、そんなことはすっかり忘れてしまうので、子供の目に狂いはない、ということで…。
笑った笑った…。
今日のレッスンでもいろいろなことがあり、
2週連続でお休み(先週が本人が体調を崩し、今週はお母さんがダウンしてしまったらしいのですが)しているHちゃんのことも心配だし、
3月のコンクールに初挑戦しようかというAちゃんの課題曲のことや、
先日のステップで思うような結果が出なかったというJくんの今後のこと・・・。上手になったらピアノを買ってもらえるというのですが、応用1以降になると表現力も要求されるようになり、触ると音が出てしまうキーボードでそれを習得するには、レッスンでどのようにしたら良いのか…など
毎日のこととは言え、考えることも盛りだくさんあり、ちょっとした笑いは、大きな気分転換になるわけです。
やっぱり電子ピアノでは指が育たないので、そこが大問題なんだよな~、何とかならんかな~と頭を抱えてみたり…しています。
ピアノを買わないとピアノは上手にならないの??、と言われれば答えは「イエス」なのですが、そこを何とか本人も楽しく、指導者も安心してレッスンを進められる方法はないものか…堂々巡りをしています。
その上手に、というのが、どの程度を求めるのか、、、にもよると思いますが、コンクールとか、ステップでも良い評価を、というと微妙だな~…と思います。
だからと言ってピアノを買えば皆が素晴らしく上達する??というと、そんなわけではないですね。
う~ん、でもピアノを持たずにして、ピアノが上弾けるだけではなく上達するっていうのもない、かもですね。
電子ピアノでもある程度の楽器だとだいぶ違う話しになりますが、触ると音が出るものや強弱もつかないものだとな~…(^_^;)
ある程度まで進んでくると検討の余地ありです。
笑ったり、悩んだり、街のピアノ教師は今日も行く…。明日に続く です。